オトシンクルスの飼育水槽について
Posted: | Categories: DIY, 趣味 | Tags: アクアリウム
オトシンクルスを飼い始めて早4年、オトシンに最適であり飼い主もケアがしやすい環境構築を模索しています。 約三ヶ月前ほどから、オトシンの繁殖を目指してオトシン専用水槽の環境について試して、備忘録と研究として記載していきます。 30cmキューブ 高床式底面フィルター スペック GEX 30cmキューブ水槽 GEX マルチベースフィルターS 30cm水槽用底面フィルター エアリフト式 底床: 火山砂細かめの上にソイル 猫よけマットで底上げ エアーポンプ:水作SSPP-2S (デカくてうるさい) アマゾンソード、ミクロソリウム、ウィローモス、ポトス、その他水草 家にはコリドラスやテトラを飼育している60cm水槽がすでにあるため、新たな水槽を置く場所の無さから、30cmキューブでオトシン専用水槽を立ち上げました。 最初は、底面フィルターであればフンが砂利の下に吸われていくので掃除が楽よ!的な印象を調べていて持っていたので、猫よけマットで底上げした底面フィルター + 火山砂で立ち上げました。 立ち上げ後に最初に投入したのはミナミヌマエビで、12月の真冬にヒーターも何も入れず、水も良くなかったのかな、ポツポツ星になってしまいました。 その後、途中からソイルを上から投入したことで、エビも繁殖するようになり、問題なさそうということでオトシンを10匹ほど投入。 最初は、水槽の前まで出てきて、人間がいてもビビらなくて私はとっても幸せでした👀 そして・・しばらくで・・・エビの爆繁殖が始まる・・。 ビーシュリンプをコリドラスと混泳させてきて長生きしたことがなかったので油断していたのですが、ミナミが大繁殖しました。 一時は6匹ほどから2匹まで減ってしまったのですが、プラチナソイルを投入し、ヒーターを追加したところ一匹のビッグマザーが頑張ってくれて、現在は30匹ぐらいまで増えました。ビックマザー恐るべし。🦐 ということはもちろんフンが増えるわけで・・。立ち上げから2ヶ月ほどは水換えもほとんど必要なく、水質など調子が良かったのですが、3ヶ月を経ったぐらいから、ちょこちょこオトシンが水カビ病になってしまいました。 写り込みがひどいですが、立ち上げから3ヶ月当時の写真です。マツモを追加してます。 ポトスの根っこが伸びて、根っこでジャングルみたいにしたいなと考えていた部分に関しては実現できています。 そんなこんなで、 オトシン水槽で気をつけなければいけないなと思った点です。 底が清潔であることを担保しなければならない オトシンは流木や壁にひっついていることもありますが、多くが底でゆっくりしているのかなという印象です。まして、体調を崩していそうな子は底にいることが多い気がします。 底面フィルターでエアリフト式を使用していましたが、火山砂やソイルが真っ黒ということもあって汚れが目に見えません。 また、植物をたくさん入れていたこともあってか、水質試験紙では問題のある数値も出ていませんでした。 植物がフンから発生する有害物質を吸ってくれるんやでという浅い知識で、問題ないのかな、と思っていたのですが、病気になってしまいました。 このことから、底にフンが溜まらない水槽であるべき。 底面フィルターといえど底床の掃除は必須。 底床が黒いと汚れの程度が目視できない。病気が起きてからでないと私ぐらいのポンコツでは発見できない。 エアリフト式は水流が弱い。水槽4隅まで水流が届いているか不安。 底床があかん 火山砂はバクテリアが棲みついてくれるし、ソイルのように崩れることがないので、生物濾過をメインとして立ち上げたため、ろ材としてはとても使い勝手がいいです。 しかし、オトシンがビビってパニックになった際、隠れる場所を探して頭を底床に突っ込むときがあります。 それでできた傷から細菌が入り、水カビ病になってしまったのかなと推測しています。星になったオトシンは、いずれも頭に傷がありました。 このことから、底床は柔らかい砂や砂利でないといけない。またはベアタンク。 壁を草とかで覆えるとより安全になるかな? アンブレラリーフとかでも良さそう。 尖っていたり、ざらざらするものはなるべく置かない。 掃除をしてからビビりまくるようになった 病気になったオトシンを見かけてから、プロホースで掃除をするようになりましたが、オトシンが私の影を察知するなりパニクるようになってしまいました。 それまで、餌の時間には餌場に寄ってくるような感じだったんですが、恐怖経験をさせてしまったみたいです。掃除一発で逃げ惑うようになってしまった。寂しい・・ 物理的なストレスを与えないためにも、掃除は極力しなくて良い水槽の方が良い。 外部式フィルターで物理濾過を外出しすることで、水槽の中を掃除する頻度が減るのではないか。 投げ込み式フィルターでフンを吸い込むのも良さそう。 水質の安定を見込むためにも、ろ材の量は多い方がいいし、水槽も大きい方いい。 このように、三ヶ月試した結果から、改善点が見えてきました。 ただ、場所的な制約に関しては変わらないため、本来は60cmやもっと大きい水槽を買いたいところですが、30cmキューブで環境を改善する水槽第2弾を考えました。 よし…リセットだっ! オトシン水槽β版 スペック 30cmキューブ水槽(変わらず) 外部式フィルター: エーハイム アクアコンパクト 2004 投げ込み式フィルター: 水作のちっさいやつ 砂: スドーボトムサンド 水草: アマゾンソード2株、チェーンアマゾン、ブリクサ ロングリーフ、ポトス 黒いバックスクリーンを貼った もっと底床を薄くしようかと思っていたのですが、水草も育てていきたいので多めにしました。 Read more...